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「海外で働いている人の体験談」
渡辺千賀さんが自身のブログ、On Off and Beyondで海外で働いている人の体験談を募集している。最近話題となった「海外で勉強して働こう」というエントリーを受けての体験談募集。
自分の自己紹介を兼ねて、体験談の問いに答えてみたいと思う。
※つい最近、前職を辞めたのですが、前職にもとづいて答えてみます。
1. 今いる国
アメリカ西海岸
2. 今の勤務先の業種・本社所在地
業種:金融、本社所在地:New York
3. 今している仕事の職種
プロダクトマネジメント
4. 今のワークライフバランス(仕事時間、私用の時間の取りやすさ、休暇の取りやすさなどなど)
同じ会社でもNew YorkとBay Areaのワークライフバランスは結構異なりました。
New Yorkでは通常、朝8時半から夜の8時、9時ぐらいまでだったので、1日12時間ぐらい。Bay Areaでは朝9時から6時ぐらい。まわりは5時台に帰っている人がほとんど。部署が違うからというのもありますが、New Yorkのオフィスは比較的ストレスの高い環境で、みなInsecureだったのか、「もっと働いてがんばっているところを見せなきゃ」という雰囲気が充満していました。Big bossが猛烈タイプだったから、というのもあるかもしれません。逆にBay Areaは研究者・エンジニア多かったので、Laid-backな雰囲気。Working mothersも多かったので、子供をPick upするために5時ごろ帰る人は多い。そういう人は、夜10時、11時ごろに家から会社のネットワークにLog inしているみたいですが。
私用時間は比較的とりやすかったです。やはりBay Areaのほうが自由はありました。ひとつの要因は、New YorkよりもBay Areaのオフィスのほうが個人のスペースが広くて、プライバシーがあるオフィスのつくりだったというのもありますが。
休暇はとりやすいです。Long Weekend(三連休)の数週間前になると、チームメンバー同士でお互いの都合を聞きあうぐらいで、それ以外は自分で休暇日を決めて、上司に伝えてOKをもらうだけ。有給はすべて消化するのが基本。ちなみに、New York州では来年度への繰越を認めているが、California州では年内に消化できない場合は会社が従業員に対してその分をCash outしなければならないらしく、年末近くになると会社が全部消化するようにと呼びかけてました。
ちなみに、私は出張でどこか面白いところに行く度に1,2日、または丸1週間有給をくっつけて延長滞在する、というのをよくやっていました(仕事に支障が無い範囲で)。上司は「Oh, that's a good idea!旅好きの君にはもってこいだね。」と、いつもOKしてくれてました。
5. 今の生活環境(住環境、リクリエーション、生活コストそのたもろもろ)
これまたNew YorkとCaliforniaで違ってくるのですが、基本的にCaliforniaでの住環境のほうが気に入っています。New Yorkも大好きですが。
New York時代は通勤は約20分、Californiaでは徒歩10分でした。東京時代はラッシュ時に1時間半の通勤だったことを考えると、通勤を短縮したことにより1日の自由な時間が増え、より多くのことができるようになりました。
リクリエーション面ではCaliforniaはすばらしいです。週末は車で1時間ぐらいドライブして、自然があふれる場所にハイキングをしにいったり、サーフィンをしに行ったり。車で10分のところでウィンドサーフィンもしました。海沿いにある素敵なレストランで友達とブランチ、とかもよくしましたね。ドライブも、まさに、日本の車のCMに出てくるような真っ青の空と海が舞台の道路をす~~~っと走ることができる!
かわりにNew Yorkでは町散策、グルメ散策、美術館・ギャラリーまわりがリクリエーションでした。これもこれで面白かったですが。でも、東京から来た身としては、Californiaの住環境のほうが新鮮でしたね。
生活コストはNew YorkもCaliforniaも高いです!ただ、Californiaは生活費を抑えようと思えば、それほど生活の質を下げないでも抑えることは可能だけれど、New Yorkの場合は難しそうだな~と思います。
6. 日本でしていたこと(差し支えない範囲で学歴・職歴。固有名詞でなくてよいです)
大学を卒業した後、米系金融関連会社に勤務。東京で2年働いたあと、アメリカに転勤。
7. 今いる国に来た方法と来た動機
東京で働いていた米系会社に、アメリカに送ってもらいました。
入社して1年たって、東京支店長に「アメリカに行きたい」と直訴。私の熱い思いを理解してくれてサポートしてくれました。本社のHRとコンタクトをとって、いくつかのポジションを社内インタビュー。最終的に、アメリカ人の従業員と私のポジションをスワップする形で、私のアメリカ行きが実現しました。
動機は、昔から「働く場所を自分で選べるような国際人になりたい」という思いがずっとあって、そのためにはできるだけ若いうちに、とりあえずアメリカで働いて、将来どこでも働けるような素地を作りたいと思ったからです。あと、東京で入社1年目に研修で行ったCaliforniaのオフィスの自由さに衝撃を受けたから、というのもあります。将来はいろんな国で働いてみたと思いますが、そのとっかかりとしてまずアメリカの東海岸と西海岸を経験したことは、後々考えるとよかったと思っています。
8. 今の仕事に就いた方法
↑上記参考。
9. 日本から今の国に来る時に用意した資金とその調達方法(借金・奨学金などは、差し支えない範囲で、どこからいくら位)
私は駐在員ではなく、アメリカ現地採用としての転勤だったのですが、引越しにあたり、引越し業者の費用、1ヶ月のService apartmentの入居代、Apartment brokerの費用などなどは会社が見てくれました。自分の貯金は持っていったものの、資金的にはあまり苦労はしませんでした。
10. 今いる国で日本人がゲットしやすい仕事にはどんなものがあり、その職種につくための良い方法はなにか
アメリカなのでかなり分野が広いので、私がいた特定の業種に限ると・・・。一番確実な方法は理数系のMasterをとって、技術系のエントリーレベルのポジション(データ関連など)をとることかもしれません。しかし、技術系のエントリーレベルで入ってしまうと、上のポジションに上がるのは結構むずかしいです。ビジネス系のポジションだと、MBAはほぼ必須的ですが、それ以上に語学が重視されると思います。技術系は様々な国籍や母国語の人がいるのに対し、ビジネス系はみな英語はネイティブの人たちばっかりでした。私はビジネスサイドにいたので、日本出身でノンネイティブの私はまさに異色の存在でした。
11. 今のご自身の仕事で雇用に際しての年齢の上限はあるか。今いる国で一般的にどうか
年齢の上限は特に無いと思いますが、平均年齢は35~40ぐらいです。過去に同様の職歴があれば、それ以上でも大丈夫だと思いますが、40以上で別の分野からくるとなるとちょっと厳しいかもしれません。
12. その他ご自由に・・・
日本とアメリカで働いてきて、その労働環境の違いにはびっくりさせられましたが、それ以上に私にとって衝撃だったのは人間関係の扱いがまったく違うことかもしれません。日本では、上司や先輩、お客さんにたいしての接し方がカチッと決まっていますが、アメリカでは本当にカジュアルです。とくにお客さんは、まあ人にもよりますが、とてもカジュアルで友達的な関係になることもたくさんありました。電話でジョークを飛ばすのは当たり前。仕事のはずが、プライベートな会話になることも多々。そんなお客さんとの時間を楽しんでいる自分がいました。これが自分にとってはかなり大きかったですね。
自分の自己紹介を兼ねて、体験談の問いに答えてみたいと思う。
※つい最近、前職を辞めたのですが、前職にもとづいて答えてみます。
1. 今いる国
アメリカ西海岸
2. 今の勤務先の業種・本社所在地
業種:金融、本社所在地:New York
3. 今している仕事の職種
プロダクトマネジメント
4. 今のワークライフバランス(仕事時間、私用の時間の取りやすさ、休暇の取りやすさなどなど)
同じ会社でもNew YorkとBay Areaのワークライフバランスは結構異なりました。
New Yorkでは通常、朝8時半から夜の8時、9時ぐらいまでだったので、1日12時間ぐらい。Bay Areaでは朝9時から6時ぐらい。まわりは5時台に帰っている人がほとんど。部署が違うからというのもありますが、New Yorkのオフィスは比較的ストレスの高い環境で、みなInsecureだったのか、「もっと働いてがんばっているところを見せなきゃ」という雰囲気が充満していました。Big bossが猛烈タイプだったから、というのもあるかもしれません。逆にBay Areaは研究者・エンジニア多かったので、Laid-backな雰囲気。Working mothersも多かったので、子供をPick upするために5時ごろ帰る人は多い。そういう人は、夜10時、11時ごろに家から会社のネットワークにLog inしているみたいですが。
私用時間は比較的とりやすかったです。やはりBay Areaのほうが自由はありました。ひとつの要因は、New YorkよりもBay Areaのオフィスのほうが個人のスペースが広くて、プライバシーがあるオフィスのつくりだったというのもありますが。
休暇はとりやすいです。Long Weekend(三連休)の数週間前になると、チームメンバー同士でお互いの都合を聞きあうぐらいで、それ以外は自分で休暇日を決めて、上司に伝えてOKをもらうだけ。有給はすべて消化するのが基本。ちなみに、New York州では来年度への繰越を認めているが、California州では年内に消化できない場合は会社が従業員に対してその分をCash outしなければならないらしく、年末近くになると会社が全部消化するようにと呼びかけてました。
ちなみに、私は出張でどこか面白いところに行く度に1,2日、または丸1週間有給をくっつけて延長滞在する、というのをよくやっていました(仕事に支障が無い範囲で)。上司は「Oh, that's a good idea!旅好きの君にはもってこいだね。」と、いつもOKしてくれてました。
5. 今の生活環境(住環境、リクリエーション、生活コストそのたもろもろ)
これまたNew YorkとCaliforniaで違ってくるのですが、基本的にCaliforniaでの住環境のほうが気に入っています。New Yorkも大好きですが。
New York時代は通勤は約20分、Californiaでは徒歩10分でした。東京時代はラッシュ時に1時間半の通勤だったことを考えると、通勤を短縮したことにより1日の自由な時間が増え、より多くのことができるようになりました。
リクリエーション面ではCaliforniaはすばらしいです。週末は車で1時間ぐらいドライブして、自然があふれる場所にハイキングをしにいったり、サーフィンをしに行ったり。車で10分のところでウィンドサーフィンもしました。海沿いにある素敵なレストランで友達とブランチ、とかもよくしましたね。ドライブも、まさに、日本の車のCMに出てくるような真っ青の空と海が舞台の道路をす~~~っと走ることができる!
かわりにNew Yorkでは町散策、グルメ散策、美術館・ギャラリーまわりがリクリエーションでした。これもこれで面白かったですが。でも、東京から来た身としては、Californiaの住環境のほうが新鮮でしたね。
生活コストはNew YorkもCaliforniaも高いです!ただ、Californiaは生活費を抑えようと思えば、それほど生活の質を下げないでも抑えることは可能だけれど、New Yorkの場合は難しそうだな~と思います。
6. 日本でしていたこと(差し支えない範囲で学歴・職歴。固有名詞でなくてよいです)
大学を卒業した後、米系金融関連会社に勤務。東京で2年働いたあと、アメリカに転勤。
7. 今いる国に来た方法と来た動機
東京で働いていた米系会社に、アメリカに送ってもらいました。
入社して1年たって、東京支店長に「アメリカに行きたい」と直訴。私の熱い思いを理解してくれてサポートしてくれました。本社のHRとコンタクトをとって、いくつかのポジションを社内インタビュー。最終的に、アメリカ人の従業員と私のポジションをスワップする形で、私のアメリカ行きが実現しました。
動機は、昔から「働く場所を自分で選べるような国際人になりたい」という思いがずっとあって、そのためにはできるだけ若いうちに、とりあえずアメリカで働いて、将来どこでも働けるような素地を作りたいと思ったからです。あと、東京で入社1年目に研修で行ったCaliforniaのオフィスの自由さに衝撃を受けたから、というのもあります。将来はいろんな国で働いてみたと思いますが、そのとっかかりとしてまずアメリカの東海岸と西海岸を経験したことは、後々考えるとよかったと思っています。
8. 今の仕事に就いた方法
↑上記参考。
9. 日本から今の国に来る時に用意した資金とその調達方法(借金・奨学金などは、差し支えない範囲で、どこからいくら位)
私は駐在員ではなく、アメリカ現地採用としての転勤だったのですが、引越しにあたり、引越し業者の費用、1ヶ月のService apartmentの入居代、Apartment brokerの費用などなどは会社が見てくれました。自分の貯金は持っていったものの、資金的にはあまり苦労はしませんでした。
10. 今いる国で日本人がゲットしやすい仕事にはどんなものがあり、その職種につくための良い方法はなにか
アメリカなのでかなり分野が広いので、私がいた特定の業種に限ると・・・。一番確実な方法は理数系のMasterをとって、技術系のエントリーレベルのポジション(データ関連など)をとることかもしれません。しかし、技術系のエントリーレベルで入ってしまうと、上のポジションに上がるのは結構むずかしいです。ビジネス系のポジションだと、MBAはほぼ必須的ですが、それ以上に語学が重視されると思います。技術系は様々な国籍や母国語の人がいるのに対し、ビジネス系はみな英語はネイティブの人たちばっかりでした。私はビジネスサイドにいたので、日本出身でノンネイティブの私はまさに異色の存在でした。
11. 今のご自身の仕事で雇用に際しての年齢の上限はあるか。今いる国で一般的にどうか
年齢の上限は特に無いと思いますが、平均年齢は35~40ぐらいです。過去に同様の職歴があれば、それ以上でも大丈夫だと思いますが、40以上で別の分野からくるとなるとちょっと厳しいかもしれません。
12. その他ご自由に・・・
日本とアメリカで働いてきて、その労働環境の違いにはびっくりさせられましたが、それ以上に私にとって衝撃だったのは人間関係の扱いがまったく違うことかもしれません。日本では、上司や先輩、お客さんにたいしての接し方がカチッと決まっていますが、アメリカでは本当にカジュアルです。とくにお客さんは、まあ人にもよりますが、とてもカジュアルで友達的な関係になることもたくさんありました。電話でジョークを飛ばすのは当たり前。仕事のはずが、プライベートな会話になることも多々。そんなお客さんとの時間を楽しんでいる自分がいました。これが自分にとってはかなり大きかったですね。
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